Gunma-TCH(群馬県医療ヘルスケア産業総合支援サイト) > 支援・参入事例 > シリコンHDRテンプレート(一般医療機器)開発に伴う、自社商品の上市

シリコンHDRテンプレート(一般医療機器)開発に伴う、自社商品の上市

企業名 東栄化学工業株式会社

事例概要・取組内容・参入分野

部品の開発取組

東栄化学工業株式会社

東栄化学工業株式会社 東栄化学工業株式会社

製品特徴

前立腺がん治療にて行う放射線治療法の1つである高線量率組織内照射法(HDR)におけるガイド。

製品情報

製品情報はこちら

取組のきっかけ

群馬県の支援施策の1つであるコンサルティング事業のコンサルからの現場ニーズの紹介。

苦労したこと・成功要因

放射線照射用針が通る穴の配置と全体のデザインとコストのバランスに苦労した。何度も意見交換を続けながら粘り強く最適解を求めて取組んだ。

その他(活用した支援施策など)

  • コーディネーター伴走支援
    参入の基礎から、業態許可の取得、補助金の獲得、PMDAへの届出など県の各種支援策、薬事対応など必要な事は、常に適切な助言をもらえた。
  • コンサルティング事業
    県から紹介を受けたコンサルタントから、現場ニーズや出口戦略など事業化に必要な指導を受けられた。
  • 医療機器産業事業化実践塾
    医療機器産業に関する基礎から応用まで、幅広い知識を取得出来た。
  • 医福工事業化スタートアップ支援補助金
    現場ニーズを具現化する際に必要な資金として有効に活用した。
  • 各種展示会、マッチング事業
    自社技術のPRのほか、人脈造りを含め、医療機器事業に携わる企業や要人などと知合う切っ掛けとなった。

伴走支援に当たって

東栄化学工業株式会社は、関取締役を筆頭に、常に積極的に取組み、他社の模範となる異業種参入を達成した。
伴走支援は、企業とCDの信頼関係を軸にした二人三脚で初めて成立つ。医療機器メーカーの立地に乏しい本県においては、支援先企業に製造業/製造販売業許可を取得して頂き、メーカーとして自活出来る様、育成する事がキーとなる。今後も同社の支援を続けると共に、これまでの軌跡を基に第二、第三の異業種参入成功企業を創出するべく尽力したい。

医療・ヘルスケア産業参入支援担当CD 櫻井 伸之