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株式会社富士精工

小型~1,200トンクラスの射出成形金型の製造メーカーです。
インサート成形金型や、ハイサイクル金型、アルミ金型、チクソモールディング金型、ダイカスト金型、塗装レス・ウェルドレスを実現するヒート&クール成形金型等、お客様のトータルコストダウンにつながる、独自技術を駆使した金型の製造に注力しております。

長年の技術と経験を基に、お客様のニーズに答えられる金型をご提供致します。
当社は小型から中型サイズのプラスチック金型を製造しているメーカーです。

主に自動車部品、OA、遊技機、家庭用品等の金型を製作しており、 近年では、自動車部品の軽量化を図るための電子部品のインサート金型や、 ハイサイクル金型、環境にやさしいウェルドレス(ヒート&クール)金型などのお客様の トータルコストダウンにつながる、金型の製造に力を入れております。
長年の技術と経験を基に、お客様のニーズに答えられる金型をご提供致します。

主な事業内容 プラスチック成形用金型の設計・製作、その他試作金型の設計・製作
保有技術
  • 機械加工
  • 金型・治具・治工具
  • その他(ヒート&クール成形、ガスインジェクション)
保有資格
  • ISO9001
  • ISO14001
主要取引先 ミツワ電機(株)、京三電機(株)、(株)ミツバ、日本電産モビリティ(株) 他
所在地 本社 群馬県太田市薮塚町2991-1
拠点
URL(HP) http://www.fuji-gr.co.jp/profile1.html

医療・福祉機器関連の取組

体温計の筐体・眼底検査用のカバー、超音波検査機、心電図モニター機器の筐体等の金型の製作経験ございます。当社技術をご活用頂き、新しい製品開発でご活用頂けるものと思います。金型構造提案等もさせて頂き、ご要望を必ずや満たす事が出来る金型作りをさせて頂きます。
また、トライ用・小ロット量産用に弊社所有の成形機をご利用頂けますので、材料トライ、試作トライ、小ロットの量産成形も可能ですし、ヒート&クール成形試作、ガスインジェクション/ガスアシスト成形トライ設備も所有しております。

提案技術情報

ヒート&クール成形の特徴

世界で唯一、富士グループでは3Dウエルドレス成形金型の製作が可能です。

プラスチック射出成型の諸問題である、ウエルドライン・フローマーク・ジェッティング・シルバーが発生しない成形を可能にするのが、ヒート&クール成形、2D・3D形状の媒体通路を持つウェルドレス専用金型です。
ウエルドレス専用金型は、製品形状に添って形成された媒体通路に、スチーム(昇温用)・水(冷却用)媒体を同じ通路に流す事が出来き、それら媒体を交互に流すことでヒータ(加熱)&クール(冷却)を実現しています。
同一通路で加熱・冷却することで、金型製品面を均一に急加熱、急冷却する事が可能になります。
ヒート&クール成形は、無塗装で高光沢の成形品が得られます。
自動車部品・家電部品・スマホ部品など様々な商品に採用されており、また、流動性の悪い樹脂や厚肉の製品、薄肉製品、微細模様を成形品に転写させたい時にも効果を発揮しています。

株式会社富士精工
(特許取得)

ウェルドレス金型を使用した成形品

ウェルドレス金型を使用した成形品

無塗装で高光沢が得られます。
塗装レスにより製品歩留まりが著しく向上するだけでなく、リサイクルも容易となり、環境にとても優しいプラスチックとなります。

一般成形、ヒート&クール成形

強度が必要な製品で、ガラスフィラー入りの樹脂を使用する際、ヒート&クールを使用するとガラスフィラーが表面に浮き出ず、高光沢な仕上がりになります。
強度は保ちつつ外観部品へ使用可能です。

新しいものづくり提案
ヒート&クールによる高品位化、工数削減に貢献、3色成形

従来ものづくり2色成形+塗装

従来ものづくり2色成形+塗装

新しいものづくり3色成形+ヒート&クール
新しいものづくり3色成形+ヒート&クール 新しいものづくり3色成形+ヒート&クール

・工程削減
・歩留まり改善、向上
・成形/検査要員削減
⇒人件費削減

医療機器/福祉器具向け無塗装の高強度部材成形

ヒート&クール成形を使用すると、ガラスフィラーの浮きを抑える事が可能です。
その特性を利用し、手すりや取っ手と言った部材に、ガラスフィラーで強化した高強度プラスチックの使用することが可能になります。 更に、中にガスを通す成形技術を付加する事で、簡単に中空部材とすることで軽量化も実現することが可能となります。

ヒート&クール成形、一般成形

医療機器向け(分析装置等)高強度透明窓

ヒート&クール成形を使用すると、ガラスフィラーの浮きを抑える事が可能ですが、一般的には有色樹脂が対象で、透明材料にはガラスフィラーは使用出来ない、との常識が存在しておりました。
今回、ガラスフィラーメーカー殿が開発した”透明ガラスフィラー”を混入した透明PP材での成形を実施した結果、写真の様な限りなく透明の成形品を得る事が出来ました。

ヒート&クール成形、一般成形

強度が必要で且つ中が見える必要がある場所では、従来はプラスチックへの置換えが出来ませんでした。
しかし、ヒート&クール成形技術と透明ガラスフィラーを併用することで、非常識を打破ることが出来ました。
採用分野は無限大です、材料メーカーはご紹介可能です。

お問い合わせ連絡先

担当者 深町 勝
部署・職種 営業技術課
TEL 0277-78-5566

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