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株式会社中島メリヤス

腹臥位用寝具の他に側臥位(横向き)になると肩のみが沈んで、長時間横向きで居られる「肩の沈むマット」もあります。仙骨付近の褥瘡は体位変換しても、横向きでは肩が痛くなり、すぐに上向きとなり、褥瘡は治りません。「肩の沈むマット」は仙骨付近の褥瘡には有効です。

主な事業内容 本業はメリヤス生地編立業ですが、医療分野では眼科の網膜剥離術後の腹臥位用寝具の製造販売をしています。腹臥位姿勢は眼科以外では高齢者医療・寝たきり廃用症候群の治療・予防・その他が期待されています。
保有技術
  • その他(寝具)
保有資格
主要取引先 (株)はんだや(東京)
所在地 本社 群馬県桐生市新宿1-1-23
拠点 桐生市広沢町1-2937
URL(HP) http://nakameri.co.jp/

医療・福祉機器関連の取組

超高齢化社会に入り、社会保障費、医療費の増大が社会問題になってきました。又病院経営も、老人施設も人材の確保等、大きな問題が生じつつあります。
腹臥位療法は寝たきり廃用症候群の予防と改善、褥瘡予防と改善、認知症予防と改善、その他、多くの元気な高齢者を生み出す療法と言われています。腹臥位用寝具は正に超高齢化時代に、病院・施設・家庭で使用されば、高齢者自身も、家族も、社会にも良い効果が得られると思われます。

提案技術情報

睡眠の寐姿勢には主に

  1. 仰臥位
  2. 側臥位
  3. 腹臥位

仰臥位と腹臥位は寝返りの度に交互に繰り返される姿勢であるが、腹臥位は少なく、寝姿勢の統計によれば、8%位と言われています。
これまで腹臥位用寝具はなく、一般に【図ー1】の様な姿勢です。

図ー1
図ー1

この姿勢は、鼻が仕え、顔を横向きにしなければならず、色々な弊害があります。

  1. 顔を横向きにする為、寝違いの危険がある
  2. 苦しい、寝にくい
  3. 補助具が一方方向で寝返りしにくい
  4. 歯根に圧力が掛かる
  5. 顔が横向きの為、顎に圧力が掛かり、顎変形しやすい
  6. 頸に負担がかかり、肩こりの危険あり
  7. 頸椎、脊椎、腰椎それぞれ伸ばし過ぎ、腰痛の危険がある
  8. その他

解決の手段

図ー2
図ー2
図ー3
図ー3
図ー4
図ー4
  1. 顔を横向きにしなくとも楽に呼吸が出来る、構造とする
  2. 顔の高さに胸部、臀部、を合わせる。
  3. 図-4は顔面台は針金製で呼気の流れがよく、病院、施設用・アルコール除菌可
  4. 図-3は一般家庭・病院・施設で使用可、金属でなく柔らかな枕台。呼気の流れは良い
  5. 図-2は胸部・腹部の内部写真で乳房・腹部・股間に溝を設け、ストレスは少ない
  6. 図‐2は高さを顔面枕と合わせてあり、腰部は伸びあがらす、腰痛等の心配はない
  7. 図にはないが、尖足予防の足枕を設けている
  8. 図-5は腹臥位用寝具を使用した時の想定イラスト図である。ストレスは少ない

図ー5
図ー5

製品一覧

お問い合わせ連絡先

担当者 中島 繁雄
部署・職種 取締役会長
TEL 0277-54-1953

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