Gunma-TCH(群馬県医療ヘルスケア産業総合支援サイト) > 企業の技術シーズ > 株式会社シミズプレス
当社は、プレス加工、プレス金型の設計製作、スエージング加工や溶接加工まで一貫生産が可能で、コア技術は①スエージング加工技術によるパイプ材料からの任意形状加工②汎用プレスによる精密せん断技術による100%せん断面加工③精密せん断技術による複合材料(CFRP、CFRTP、GFRTP)のバリレス打抜き加工です。
主な事業内容 | 産業用機械部品の製造、自動車部品の製造、医療用機器部品の製造、リハビリ用機器の製造 他 | |
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保有技術 |
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保有資格 |
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主要取引先 | 産業用機械部品メーカー、自動車部品メーカー、医療用機械部品メーカー 等 | |
所在地 | 本社 | 群馬県高崎市倉賀野町2987 |
拠点 | ||
URL(HP) | https://shimizupress.com/ |
当社のコア技術であるパイプの塑性加工(スエージング加工)を用いて、リハビリ用の歩行訓練用具である握りやすい手すりを開発しております。また、同技術による歯科用機器や精密プレス加工による手術用機器の開発・製造に取り組んでおります。さらに、近年チタンの加工に注力し、丸のチタン材を角のチタン材に塑性加工する技術を確立しております。
図1は、丸のチタン材を角のチタン材に塑性加工したものです。φ34mmの丸パイプから、28mm角(正方形)、長さ120mmです。チタン材は、材料としても市販されているのは、平板や丸棒しかないのが実態で、チタン材の角パイプは市販されておりません。
チタン材の角パイプを必要とする場合、平板をL字に曲げた2つを溶接する方法が一般ですが、パイプが長いと溶接の熱による「反り」が発生し、その修正に時間とコストがかかります。当社独自のオリジナル技術であるのスエージング加工を用いて、パイプから長尺の角パイプへの加工技術開発しました。
図1
図2は、スエージング加工品の医療等の現場活用の一例で握りやすい手すり、リハビリ用平行棒、転倒防止器具です。チタン合金は、工業製品として実用化されたのが約50年前という新しい金属です。特徴は、強度が高い(鉄の2倍・アルミの3倍)、熱に強い(溶解度約1660度)、腐食性が高い(錆びにくい)、軽い、安全性が高い等優れた特徴(メリット)を持っております。
図2
図3は、当社のコア技術です。公設試験研究機関、大学等との共同研究を数多く実施するとともに、国・県の各種補助制度を活用して取り組んでおります。
図3
担当者 | 清水 紀幸 |
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部署・職種 | 代表取締役 |
TEL | 027-320-2880 |