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モーションキャプチャデバイスを用いた非接触生体情報センシングとその医療福祉応用

国立大学法人群馬大学

近年、高齢化社会の進行に伴い、リハビリテーションの必要性が高まっていますが、医療福祉の現場においては、療法士が患者に付きっきりで介助を行う必要があり人的負担が大きいなどの問題が存在します。また、回復の程度を「客観的、定量的」に評価する手法が確立されておらず、全身の動作を測定するためには複数のマーカーを装着した高価かつ大規模な測定装置が必要となります。
これらのニーズに基づき本研究室では、非接触で生体の3次元データが測定可能な安価な市販のモーションキャプチャデバイスを用いた非接触生体情報センシングとその医療福祉応用を目的とし、リハビリの効果や人の動きを可視化・定量的評価可能なシステムを医学部附属病院と連携し開発を行っています。
特に、得られた生体情報データを、信号処理により整形し、3次元画像として表示する技術シーズが特徴です。

社会実装への可能性

本システムは、マーカー不要、着衣のままで生体の3次元位置情報を安価・簡便に測定可能であるため、以下のような社会実装が可能です。
【利用イメージ】
① 医療現場、福祉施設におけるICT活用のリハビリテーションアシスト、リハビリ効果の可視化、定量化
② 福祉応用以外の、スポーツ(ゴルフのスイング等)、エンターテインメント用途などへの応用展開
【期待すること】
① 非接触生体情報センシングのニーズを提供頂きたい。例えば、福祉施設におけるリハビリの補助、リハビリの効果の可視化・定量化等に対するニーズの提示
② 本システムの実用化・製品化に向けた技術的アシスト、共同開発

共同研究等を希望する業種・分野

本件に関する連絡先

研究者・担当者名 弓仲康史
所属・役職 群馬大学大学院理工学府 電子情報部門・准教授
TEL 0277-30-1790

組織情報

法人・団体名 国立大学法人群馬大学
所在地 群馬県前橋市荒牧町四丁目2番地
URL(HP) http://www.gunma-u.ac.jp/

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