Gunma-TCH(群馬県医療ヘルスケア産業総合支援サイト) > シーズを探す > 研究シーズ > 食品物性測定装置(クリープメーター、ビスコメーター)による「飲み込みやすさ」の評価
群馬産業技術センター
クリープメーターは、食品等の物性(硬さ、付着性、粘弾性等)を測定する装置です。
パンやこんにゃく等の食品から梅やきゅうり等の原材料(農産物)の物性の評価まで幅広く対応します。
ビスコメーターは、主にゾル・ゲル状食品や液体状食品の粘度を測定する装置です。
ヨーグルトや清涼飲料水等幅広い食品類の粘度測定が可能であるとともに、食品以外でも例えば化粧水やシャンプー等の粘性評価等へも展開が可能です。
我が国は急速な高齢化社会を迎え、飲み込む力(嚥下力)が低下した高齢者向けの食品へのニーズが増しています。
嚥下困難者向け食品の開発では、様々な団体(例えば日本介護食品協議会のユニバーサルデザインフード等)から規格が提案されていますが、それらの規格を満たすか検証する上で「クリープメーター」や「ビスコメーター」は非常に有効なツールとなります。
群馬産業技術センターには両機器とも設置され、依頼試験、機器開放、共同研究等で活用いただくことが可能です。
研究者・担当者名 | 山田徹郎 |
---|---|
所属・役職 | 食品・健康係 独立研究員 |
TEL | 027-290-3030 |
法人・団体名 | 群馬産業技術センター |
---|---|
所在地 | 前橋市亀里町884-1 |
URL(HP) | http://www.tec-lab.pref.gunma.jp |