振動低減による医療機器関連部品の高品質加工

国立群馬工業高等専門学校

いろいろな部品を加工する際には、その品質が問題となります。特に医療の現場においては、配管系の接続部品等において大変厳しい加工品質が求められることとなります。切削加工部品においては、加工中の工具の振動を極力抑えてスムーズな切削を行わせることが必須となります。私の研究室では、振動提言素材である制振合金を切削システムに活用し、製品の加工品質を向上させるとともに、工具の長寿命化を実現しております。

社会実装への可能性

振動吸収用ホルダに変更するだけですので、現場の手は、煩わせません。

簡単に言えば、バイトは制振合金板で挟み込むだけ、エンドミルや中ぐり工具は、コレットやスリーブを変更するだけで、振動を半分にして、加工品質を向上させるとともに、工具の持ちを３倍にします。

共同研究等を希望する業種・分野

• 医療機器部品以外にも加工全般の技術として適応できます。
  ただし、適正な制振合金の適用割合が加工条件によって変化しますので、事前にご相談ください。

本件に関する連絡先

研究者・担当者名	櫻井　文仁
所属・役職	国立群馬工業高等専門学校・機械工学科・教授
TEL	027-254-9000

組織情報

法人・団体名	国立群馬工業高等専門学校
所在地	前橋市鳥羽町５８０
URL（HP)	http://www.gunma-ct.ac.jp/

お問い合わせフォーム（共同研究希望、質問等を希望される場合）